東区の教室には木彫りの象さんがいます。
インドとかのお土産物なのですが、昔父が輸入業をしていたときの売れ残りです。ははは
これがなんだか初めて描くにはちょうどよく、初体験コースではよく描いてもらいます。
構図や大きさはあまり気にせずにすきなとこから描けばいいのですが、最初はよくわからないので、足下から上へ上へ描いてみましょう。
輪郭が描いてきたら中身を見てみましょう。
中身??といってもよくわからないと思いますが、横から見たら見えないお腹の膨らみも違う方向から見てみたらあら膨らんでる、、、そう、輪郭ではわからないふくらみや、前からは見えない後ろを意識しながら描いてみましょう。
意識するだけで十分ですよ。そうするといつもより一歩深く対象物がよく見えてきます。
そうしてすこしづつ深く深く優しく対象物を見ると世界はおもしろいものだらけになってきます。
葉っぱ一枚、石ころ一つが美しく見えてきます。
2時間一つの物を見続けることは今まで無い体験ですよね。
たった2時間見て描いてみるとそれぞれとても個性がある素晴らしい絵になります。
これが絵を描く楽しさです。
いままで気にしてなかった物が、描いてみよう!と思った瞬間からあなたしか見えない、描けない世界になるのです。
楽しいですよ〜


