初級コースのカリュキュラムの中には「自画像」があります。
自分の顔を描くのか〜恥ずかしいな〜と考えてしまうかもしれませんが、
いやいや、自分を描くというより、
自分の顔は顔のパーツや細かい部分までじろじろ見ても文句も言わず、最高のモデルさんです。
顔をうまく描きたい欲望は絵を習う人にとっては必ずあると思いますが、
目や唇に気を取られ、そこばかり注視してみてしまい、似てない似てない、
できないと考えてしまいがちです。
（特に雑誌で見た美しいモデルさんや好きな俳優を描くと。。）
人物像は顔のパーツだけで成り立ってはいません。
眼球や頭蓋骨、首のつき方、髪の毛のニュアンス、肩幅などが組み合わさって似てくるのです。
なので、自画像は人体観察の上からでもとても勉強になります。
半年ほど前から通っている高校２年生のMくん。
最初は小さく、描き込みも少なかったのですが、４時間でここまでえがけるようになりました。
パーツ以外もよく見ています。服の質感も素晴らしいです。
描き方は自分で発見していけば画力にも自身がでてきます。
パーツのみの練習も効果的。ぜひ自画像トライしてみましょう！
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