先週の絵画教室では人物デッサンをしました。
LION ART SCHOOLでは、表現者の人にモデルを依頼しています。
演奏者や、アーティスト、パフォーマーなど、友人にお願いしています。
見られることに慣れていることと、その人なりが出たほうが、描く方も描きやすいからです。
人物デッサンはただ形があえばいいのでしょうか?
その人がどんな性格か?
普段は何をしているのか?
今どんな気持ちなのか?
いろいろ想像しながら描くと、モデルと絵描きの良いコラボが出来上がると思います。
いろいろな画家が依頼以外で人物画を描いています。
画家自らが興味を持ち、モデルに誘って描いています。
ゴッホの描いたおじいさんや、
ロートレックの売春婦たち、
アンドリューワイエスは近所の老婆や、インデアンなど
ベンシャーンは貧しき労働者、、、、
写真よりもその人の本質にせまる人物画。
その元となるモデルを前にしてデッサンする経験はかけがえのないものです。
今回は上半身、裸、着席のポーズです。
オーストラリアの民族楽器のディジュリドゥーを弾いてもらいました。
部分でもいいのですが、折角なので、全身描きたいところ。
しかし、なかなか収まるのは難しいですね。
頭のてっぺんと足先の三角形をみるといいです。
が、全身が入らない場合は紙を継ぎ足してかいてみましょう。
全身が描けれる様になると自分でコントロールして構図など描けれるので、
ぜひ、練習してみてくださいね。
気になる所は拡大して描いてみましょう。
特に足、手はなかなか描けれませんが、
描ける様になると、画面の完成度がとても高くなります。
うまく描けなくてもチャレンジしましょう。
次の授業は下絵を元に自由に描いていきます。
休憩中など、モデルさんと話などして、イメージを高めていけるとよいですね。
で、出た生徒さんの作品。
足がとても特徴的だったのと土っぽいモデルさんだったので、
「大地に立った足」
になりました。
影等、極力抑えめにしてラインで表現。
おもしろくなりました。
途中でどう描くか迷ったりしまいがちですが、
イメージを強く実現化する。
そのサポートをLION ART SCHOOLではアドバイスしていきます。
今度の土曜も人物デッサン(女性)です。
初回体験、お気軽に 2時間¥1,000
maigorock@hotmail.co.jp